b.a.s
B.A.S測定について
B.A.S測定は、姿勢や動きのチェックを行い、身体の問題発見から問題解決までの提案を行うための「身体の定期検診」です。
私たちが運動を処方する前に必ず行うことは「カラダの現状把握」です。つまり、自分自身のカラダの「今」を知ることからはじめます。ご自身の中で「こうしたい」「こうなりたい」という目的・目標があったとします。その目的・目標から現状を埋めるためのギャップ(課題)が生まれます。その課題そのものがその人にとっての最適なアクションプラン(実際のエクササイズメニュー)になります。
クオリアでは、こうした評価測定をB.A.S(ボディーアライメントスクリーニング)測定と呼び、定期的測定することでお客様の目的・目標管理を行う評価を行っております。B.A.S測定を行うことで、身体の定期検診として実際に評価結果に合わせて組み立てたエクササイズプランが適切に実施され、お客様の身体の問題が解決できているかどうかの位置付けとしてのサービスとしてご提案しています。
日常生活で必要とされる基本的な動作パターンが正しく出来ているかトレーナーがチェックしていきます。
クオリアでは、目的や目標のヒヤリングを行った上で静的姿勢や動作姿勢の
評価を行います。「しゃがむ」「またぐ」「踏み込む」「身体を支える」「腕を動かす」などの基本的な動作を通して、全身の動作評価(ボディーアライメントスクリーニング)を行います。総合的にお客様の身体を細かくチェックし、お客様の目的・目標達成に必要な「原因」や「課題」を分かりやすく説明し、最適なコンディショニングプランをご提案いたします。
評価結果をもとに、お客様の身体の状態を3つに分けて、それぞれの目的に応じて最適な運動プランの作成とエクササイズの提案を行っていきます。
まずはじめにクオリアでは、目的や目標のヒヤリングを行った上で静的姿勢や動的姿勢の評価を行います。その結果、(1)身体に問題がない方(2)身体に問題がある方(3)動きによって痛みを伴う、あるいは測定が実施困難な方の3つのタイプに分けてそれぞれ運動処方をご提案していきます。そこで動きによって痛みを伴う方は、痛みを改善し、身体に問題のある方はその身体の問題を解決するという形で改善し、健康でより良い状態に導くコンディショニングサービスを提供しています。
クオリアが提供するトレーニングコンセプトは、「鍛える」前にまず「整える」ことが出来ているかどうか。身体が整っているからこそ正しく、効率よく鍛えることが出来る。
トレーニングをはじめる前に、大切なことは「鍛える」前に「整える」ことを行えているかということです。トレーニング=筋トレという考え方が一般常識として浸透していますが、身体がちゃんと整っていないのにやみくもに鍛えても期待できる効果は得られないどころか場合によってはケガや身体の不調を招いてしまいます。
上の図はアメリカの理学療法士であるGray Cookが提唱しているもので、「鍛える」よりも「整える」ことが重要だということを教えてくれる3層に分かれたパフォーマンスピラミッドです。ピラミッドはスキル・パフォーマンス・ムーブメントの3段階に分けられ下層にいくほど基本的な能力を表します。例えば、最低限の柔軟性や筋力がないのにも関わらずやみくもに「量」を重視した鍛えるトレーニングを行うとどうなるでしょうか?身体をより良い状態にしていくためには鍛える前にまず「整える」ことが出来ているかが大切です。クオリアではまず「量」ではなく「質」を重視した整えるトレーニングを処方していきます。
コンディショニングで「整える」ことが出来れば、整った状態で終わりではなく、整った状態から鍛えてより良い状態を維持することが大切。
「鍛える」前に「整える」ことは大切ということを先ほどお伝えしましたが、コンディショニングによって整えることが出来たのであれば、その整った状態で「鍛える」ことで、さらにより良い状態を維持する事が出来ると私たちは考えています。
1回のトレーニングで行うエクササイズの流れ
PHASE 01 | 緩める(Mobility)
姿勢不良や動作不良によって固くなってしまった筋肉・関節を緩めていきます。緩めることで姿勢を適切な状態に戻します。
PHASE 02 | 整える(Stability)
正しい姿勢で正しい動作パターンを学習していきます。「量」よりも「質」を重視し、身体に正しい動きを身に付けさせて身体をより良い状態に整えていきます。
PHASE 03 | 鍛える(Strength/Power )
身体が整った状態で鍛えていきます。重力に抗じるように動きに負荷をかけていきます。「押す」系の種目と「引く」系の種目を交互に行い、動きの質を高めていきます。